※湯廬は閉店しています(2010年10月5日に建物を壊しているを確認。隣の店のオーナーに売ったとか)
陽明山の温泉は北投だけではないのだな。あまりガイドブックには載ってないのですが(殺し文句)山を挟んで東側にある紗帽山方面にある温泉に行ってみました。ここがよかった。各施設が成長期を終えて落ち着いた感じ。大変利用しやすい温泉でした。まずMRT石牌駅のバス乗り場から番号508の便に乗り込みます。
定番のバス写真を撮っているとなにやら反対方向に行ってるっぽい。ひょっとして南側から回り込むのかと様子見するも、そんなことはなく台北市街を目指しているよう。すぐさま停車ボタンを押す。二駅ほど戻ってしまった。もったいない。反対車線に渡りバスを捕まえて仕切り直し。イメージ通りのぐねぐねとした山道を登っていく。立ってると前後左右に振られてつらい。
事前に調べておいたバス停で下車。Hi-Life(コンビニ)しかないぞと。毎回、現地に行けば地図があるだろう的な進め方なので非常に困る。どこかに地図はないかと探し回るうちに住宅地に迷い込んだ。おいちゃんが居たので道を聞く。「バスが通る道をまっすぐ行け、1kmほどで着くだろう。」とのこと。降りるのが早かったようだ。焼かれたアスファルトの上をひたすら歩く。手持ちの水がすごいスピードで減っていった。タクシーはなく車を恨めしげに見つつ歩いた。
ようやく温泉レストランが固まっているポイントに到着。温泉レストランとは食事を○○元以上すれば入浴料無料というシステム。この辺りはほとんどそれらしい。
ここが正しいバス停。「行義路四」にたどり着く。川へ降りていきます。
香る硫黄臭。これは期待。
今回選んだのは「湯廬(タンルー)」 日本語もそこそこ通じて落ち着いた雰囲気。400元以上食べると入浴が無料になるシステム。多めに注文しないといけないなぁ、一人だし困ったなぁ・・・ビールください。大生で。
どーん。ちょっと笑った。1リットルはあるんじゃなかろうか。予想外のサービスっぷり。頼んでしまったからにはしょうがない。飲まねば。
他に注文したのは400元のコース。メインやスープ、デザートが選べる。 写真は「宮保髮梺噤vで鶏肉とピーナッツの甘辛炒め。ビールに良く合う。
失った水分を補充完了。30分ほどお腹を休めて温泉に向かう。一人だと安全の面で個室温泉は使えないそう。
偶然、共同浴場は貸し切り。左が42度ぐらいの白泉で右は冷たい浴槽。たまに香る硫黄臭がステキ。ベンチで休んだりのんびり浸からせていただきました。これは腰が抜けるタイプのお湯だなぁと思っているとやはりフラフラに。脚が上がらずバス停までの坂がつらいこと。帰りのバスでうとうとしてしまいました。
週末は人が多いと紹介されていたのですが昼間はそうでもない感じ。まぁ、季節も関係しているのかも。家からバス乗り継ぎだけで行く方法がわかったのでまた行こうと思いました。