部屋で腐ってるのもアレなので大渓(たーしー)に行ってきました。大渓は桃園から山に向かったところにある小さな町。名前の通り大きな渓流に面しています。昔は台北から来た商船が停泊していたそう。200~300の商船が灯す漁火がとてもきれいだったとか。今では河床が堆積物で埋まり船は入れません。当時の面影を残す古い街並みがあるのみ。
この段落は行き方なので読み飛ばし可能。
台北から大渓はバスで直接行けます。バス停はMRT西門駅を出て中華路を南へ行ったところ。国軍歴史文物館がある交差点を左に曲がると道の向かい側にあります。午前6:00から午後7:30までは30分間隔で運行されてます。x時0分か30分辺りに付くようにするとすぐ乗れると思います。今日は10:10ぐらいに着いて30分近く待ちました。ツイてない。運賃は101元。バスに乗るときに運転手に「たーしー」と告げると運賃と引き替えにチケットをくれます。
バスに乗って、ぼけらーと景色を見てると、クラクションを鳴らす運転手。いつもと鳴らし方がちょっと違う。なんとなく正面を見ると乗車口のガラス越しに横倒して転んでいくバイクが見えました。おいおい。路駐の車とバスに挟まれたよう。入ってくんな、というクラクションだったか。運転手が出ていって、転んだおじちゃんが大声で怒ってましたが、5分ぐらい話して軽い足取りで帰ってきた。転んだおじちゃんも笑顔でバスの乗客に手を振ってました。一体どういう話合いをしたんだ。壮絶、台湾壮絶。
1時間半ほどで大渓の町に到着。お尻痛い。鶯歌より古い街並みが残ってます。
まずは腹ごしらえ。35年の老舗という「巧厨房」というお店が目に付いたので入ってみる。燻雞飯 80元なり。燻された鶏肉が美味い。台湾さんは食に関しては妥協がない。パッションフルーツジュースを買って町をブラブラします。
廟でお祈り。
河を眺める。
河原に行ってみた。日陰がないので、あっつぅ。
稲は15cm成長中と言ったところ。
滞在時間は2.5時間ぐらい。帰りは桃園駅行きのバス(乗車時間:約1時間、運賃40元)に乗り込み、台湾鉄道で帰りました。
鶯歌、三峡、大渓はバスと電車で1日で回れそう。次はどこに行こうか。