9月に発売されるVF-3がVF-2のダウングレード版で、体積もそれほど変わらないのでVF-2を購入してきた。最近発表されたSONY NEX用のEVFも大きいので、そんなに小さくは作れないのだろう。台北駅近くの博愛路にあるカメラ屋さんで8,800元(約2.4万円)でした。
ネットで大きい、大きいと言われていて、逆に覚悟ができていたのでそれほど大きく感じなかった。邪魔ではありますが、小さいフォクトレンダーの50mmファインダーでも邪魔なので五十歩百歩かなと。EVFを覗くとカメラの構えが安定するのが何より良い。下の写真はVF-2を購入した帰りに撮影した雷。かなりトリミングしてますが、レンズはZD25mm f2.8で、マニュアルモードでf5.0、1/8秒に設定して手持ちで撮影できた。背面液晶だともっとブレそうだ。
撮影後についつい液晶画面を見てしまうけど、EVF内で再生されるので要注意。PanasonicはEVFを覗くのを止めると自動的に背面液晶に切り替わるとか。それはうらやましい。
EVFはデジタルなので、AH-64の30mm機関砲みたいに視線を送るとそこにピントが合う、なんてシステムもしばらくするとできそう。ってすでにキヤノンは視線入力オートフォーカスがあるんだ。ファインダー画面にリアルタイムで、この被写体はもうちょっと右にすればいいですよ、逆光なので向こう側へ回ってください、こんな効果はいかがですか?とフィルタを当ててくれる、などアドバイスをくれるとか工夫できそう。良いか良くないかは別の話。
レンズの価格も聞いてきた。日本の方が安いので購入せず。
- M.ZD 9-18mm 22,500元(約6万円)
- M.ZD14-150mm 23,000元(約6.2万円)
マイクロフォーサーズ機は大口径の標準レンズが出るまでしばらく打ち止め。
最近、フォーサーズの設立理由である「デジタル専用設計だからこのサイズがベストなのです」は理論的には正しいのだけど、キヤノン・ニコンのAPS-Cの上にフルサイズがあるのは人間の欲望を満たす上で圧倒的に正しい気がする。そんなわけでフルサイズミラーレス機を出さないかなぁ。・・・涙目になるのはライカだけか。