あれは犬かな?

あれは犬かな?

D700 + CarlZeiss Distagon T* 25mm f2.8 ZF 淡水

やたらと眠いので寝ます。

村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」を読了。「ノルウェイの森」に続く2冊目。あれはセックスばかりしてて、うーん、という感じだったのだけど、こちらは日常の心のうつろいをひたすらメモったような、細やかな描写がよかった。ノルウェイの森もそうだったのかな?固有名詞や当然のように話すエピソードになんかわかんないところがあるな、と引っかかりを感じていたらシリーズものの最終刊だったことに気づく。

「卵をめぐる祖父の戦争」 デイヴィッド・ベニオフ 著。徹夜に近くなろうが読むのを止められなかった本は久々でした。とってもよろし。

4件のコメントがあります

  1. satoko

    村上春樹は個人的に後になるほど良いと思います。「ダンス・ダンス・ダンス」読むとハワイに行きたくなります。かっこう。

  2. Suie

    「ノルウェイの森」しか読んだことがなくて、今回「ダンス・ダンス・ダンス」を読んで…あ、ぐいぐい読める作品も書けるんだと思ってしまいました。ノーベル文学賞候補者に失礼(汗)。ハワイでピナ・コラーダ飲みたくなりますよね。次は海辺のカフカかなぁ。

  3. 道走り

    そうなんですね。
    私は、「ノルウェイの森」は村上らしくないと、少し違和感を感じた作品。

    私は、「羊を巡る冒険」からです。
    私の中では、「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」も評価は高いです。

    私は、村上の作品の基調には、喪失の受容があると感じてます。
    「1Q84」は、喪失の次へ展開があります。

  4. Suie

    ご無沙汰しております。

    「ノルウェイの森」は特殊(?)なのですね…先ほど「風の歌を聴け」を読んで、文体が「ダンス・ダンス・ダンス」に近くて「あれ?」と思いました。入る作品を間違えてたみたいです(´Д`;)。

    「羊を巡る冒険」は下巻しか売ってなくて、ただいま上巻を探してます。「海辺のカフカ」が終わったら「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」を読んでみます。あとは興味がありそうなのを適当に。

    まだ3作品しか読んでいないのですが、確かにどの作品にも喪失があり、静かに受け入れている感覚があります。喪失、か。「1Q84」は楽しみにするために最後にします!

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