ベイプー。なんかゆるい響きがステキ。べいぷー。ここは東方美人茶の産地で住民の大半は客家人と言う場所。レンガ造りの古い街並みが残っているそう。バスで2時間ちょっとらしいので行ってみることにした。しかし、台北から直接アクセスする方法がなく意外に苦戦することになる。
まずは台北高速バスターミナルへ移動。台北駅より站前地下街を通り6番出口を出てそのまままっすぐ進むと見えてくる。海外のバスターミナルは旅行って雰囲気が盛り上がる。國光客運のブースにて筆談で目的地を伝え、まずは竹東へ向かう。
で、文章にするとわけわからなくなりそうなので図にして端折ります。竹東で2回乗り換えなきゃならないのがくせ者。2番周辺で竹東客運の野良バスを捕まえて二重埔のターミナルへ行ければよかったのですが中国語スキル1では無理でした。ポータブルナビ(各社のバスターミナルが入ってた!えらい)や人に聞いてなんとかたどり着けた。行きは台北発11:30で北埔着14:30ぐらい。台北から片道4時間ぐらいみておいたほうが良いかも。
北埔に到着。バスを降りて散策すると屋台通りが広がっていた。特産品の干し柿や野菜、民芸品などおみやげを売る声が響き渡り、買い物をする観光客でにぎやか。山の中の小さな町なのに意外な熱気に包まれている。
町中心部にある慈天宮。台北市内にあるものと違いは見いだせず。違いのわからない男がここにいる。
慈天宮の背後に古い街並みが残っている。低いレンガの壁と家々が続く。
その古い街並み地区にある「水井」というお店で東方美人茶と粄條をいただいた。粄條は客家料理で塩味のスープに煮豚、セロリときしめんのような麺が入ってる。クコの実の甘さがほどよいアクセントになっていてなかなかのもの。奥でぼけているのはキャベツの炒め物。シンプルで美味い。
散策を続けると塞がれている井戸を見つけた。側面に?和十四年一と刻み込まれている。たぶん昭和十四年一月なんだろう。
旅は急に収束へ。次の目的地「北埔冷泉」へ向かおうとしたものの流しのタクシーが一台も見つからない。日も傾き始め仕方なく帰路についた。16時過ぎに決断して20時台北駅に到着。交通手段を持たないものが「北埔冷泉」に行くには竹東でタクシーと交渉して行った方がよさそう。
五輪はそっちは影響ないの?
街中見た感じ高揚感とかはまったく何もなし。記念デザインコカコーラ売ってるぐらいかなぁ。