ぼくたちは水爆実験に使われた マイケル・ハリス 著

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ぼくたちは水爆実験に使われた マイケル・ハリス 著

ぼくたちは水爆実験に使われた

台湾にいるとなぜかノンフィクションを読みたくなる。1956年エニウェトク環礁で水爆実験「レッドウィング作戦」を見たアメリカ軍兵士の話。

この島に勤務になると1年間島から出られません。島の中に女性はいません。ガチムチの男に惚れてしまう男のエピソードあり。島に一人しかいない医者がゲイだったり、海で約22kgもあるはまぐりを見つけてチャウダーにして食べようとしたらガイガー・カウンターが狂ったように鳴り出したり、放射能のせいで足の親指が暗闇で輝くようになったとか、現実離れしたエピソードがいっぱい。

4回の水爆実験を見た著者が見つけたのは「笑うしかない。でなきゃ一生泣くしかない。」良い言葉だ。

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